Kim & Jessie & ......

見つけてもそっとしておいてください……。

戦う人々とスルースキル

鳥飼茜さんのコラムを読み、面白い方だと思ったので、すごーーく久しぶりに連載物の漫画を購入してしまった。

 

コラム

am-our.com

 

kc.kodansha.co.jp

 

『先生の白い嘘』1、2巻を購入。

 

 

お、重い......!

 

大学一年の頃同じクラスだった、ツイフェミ?がちな女性を思い出しました。

丁度、この作品の主人公の先生のような見た目だったし。

 

 

今まで自分に起こった出来事(体感的には「降りかかってきた」という表現を使いたいんだけど、そう書いてしまうと被害者意識が前面に出てしまってポリシーに反するので「起こった」がベストな表現です)で、時間の経過に伴い記憶が薄まって怒りや悲しみは収まってくるんだけど、納得はしていないというか、消化しきれていない出来事が二つくらいあります。

去年一年と今年に入ってからはそんなことはないので、大人になるにつれて無くなっていくもんなのかなと気付き、生きることに希望が見出せたりしています。

 

消化しきれていない出来事の詳細を書くつもりは全くないんだけど、どちらも「人間関係」の出来事であり「男女」が根っこにあったんだなと後々理解しました。

 

 

『先生の白い嘘』は、まだジェンダーにまでは踏み込めていないと個人的に思います。

思考がそこまで体系立てられていないというか、登場人物それぞれの思い、感じ方がバラバラに表現されている印象を受けた。まだ2巻の時点なので、これからまとまっていくんだと予想します。

こういう作品が注目される世の中、時代に生まれて嬉しい(が、実際、完全に男尊女卑な社会で生活したことがないのでわからない。案外そういう社会の方が、自分の様々な決定に対する「責任」が問われる主体にならなさそうなので、楽だったりするのかなと妄想をしたりします。中途半端に男女平等が唱えられる社会よりも)。

 

〜〜〜

もう一つ、

ジェンダーアイデンティティは、他人と話す時には個人的に避けたい話題です。

 

大事な話であることは間違いないし、将来結婚する相手とはしっかりと擦り合わせをしなければ、後々つらいだろうと肝に命じています。

しかし、答えがないこと、人によって「頑固」になりやすいテーマであることが、避けたい理由です。

 

一度、この人には話が通じないなと感じると、シャットアウトする癖が私にはある。

そんな現象を引き起こしやすいのが、この手の話題だとここ数年で学んできました。

私もそうだし、他人からもシャットアウトされてるかもしれない。

 

たった一つの項目で話が合わなかっただけで、そんな風に真剣に向き合えなくなるのは悲しいので。

ジェンダーアイデンティティは人間を構成する全てでは決してない、なので「たった一つの項目」でしかない。

 

他人と話すことが怖い話題なのでひっそりとこんなチンケなブログに綴っていますが、これが基本的な私のスタンスです。

重く捉えすぎないこと。多分、鳥飼さんがコラムで言っている「うやむやにする」とか「なかったことにする」に近い(そうじゃないんだけど)ニュアンスだと思う。

 

そりゃ、考え出したらキリがないです。

女性であることで被ってきた不利益(利益に見せかけた不利益を含む)は、些細なことをいちいち思い出すと本当にしんどい。

そしてこの漫画はいちいち思い出させてくるからやばい!

いつも声を低めにゆっくり話すことを心がけている。これも男性であればおそらく不必要な気遣い、労力です。

風呂などのことを考えると旅行も気軽に行けない。

 

「でも一方で、女性であることで楽しめることもたくさんあるもん!!!」

なんて浅いことは言いません。

そこにあるのは確実な不利益、この点に関しては達観している。

利益不利益を男女によって分け、ギブアンドテイクと捉えることがナンセンスというか、考えても仕方ないこととして割り切ってる感じです。

 

そんなことよりも、目の前の美味しいもの、素敵な映画や小説、感銘を受ける著作、綺麗な景色などを楽しんでいる方が、幸せになれる。

無関心のまま、呑気に幸せになってていいの?批判意識が足りないよ、なんてことが大学のクラスメートが言いたかったことなのかなあ。

今となっては何もわかりません。

 

*追記

鳥飼さんは、風俗を「女をカネで買う」と表現してたが、これは少し違和感。

マッサージや美容師と同じで、単に「性サービス」を買ってるだけでは?と素朴に思った(確かに風俗嬢が全員女性だから、性別を買ってると捉えることもできるけど、ちょっと無理ある?)

 どっちにしろ答えはない。